ナイトトレインの翌日は、新金谷から分岐する大代川側線に寄ってみました。
この側線の役割は、トレーラーに載って陸送されてきた車両が、初めて大井川鉄道の線路に乗るという晴れの場所であると同時に、本線で役割を終えた車両がここに回送されてきて最期の時を迎えるという悲しい場所でもあります。
背の高い雑草の向こうには、若い頃スナップした覚えのある車両が佇んでいました。
もう生き返ることは無いと思うけれど、現役そのままの輝きを保つステンレス車体。
この車両が元気だった頃、列車の本数も多かったよな。
お客の数も多かったよな。
列車の編成も長かったよな。
大井川鉄道自体に活気があったよな。
(2016/1/24)