線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

続 南武線

 このところの南武線ネタに、学生時代からの友人から「懐かしい!」とメールが届いたので、その彼も目にしたであろう1974年4月のスナップをお届けします。

 ただ、当時のショボいカメラで撮ったボケた写真なのはご容赦ください。

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 クハ79935(1974/4/17 尻手)

 全金属車920番台です。前面から方向板が廃止され、側面窓もアルミサッシ化されています。このスタイルが次の世代の101系に繋がって行ったのでしょうね。73形と言うと野暮ったいイメージが付きまといますが、まるで別形式のようなスタイリッシュなイメージで好きでした。

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 モハ72861 (1974/4/17 尻手)  

中央線の高尾以西乗り入れ用として、低屋根化されたモハ72850番台です。勿論、南武線には低屋根車は必要ありませんが、こんな車両が編成の中に組み込まれていると「おっ」と目を引きますね。

 ちょっと見難いですが、隣の車両との屋根の高さが段違いになっています。パンタ部だけが低屋根化されたのではなく、屋根全体が低くなっていたのですね。

 旧型国電には改造やら試作やらで、色々なバリエーションが存在していたのが趣味的には楽しかったですよね。(と、遠い目・・・)