ようやく暴風雪が幾分弱まったころ、通りかかった立川駅でロクゴのPFを見かけました。
こんな時間に単機で開通待ちしているなんて、何の仕業なのでしょうか。そばに寄ってみると、フィルタに氷塊がこびりついています。
この暴風雪の中を必死になって仕業をこなしてきたのでしょう、きっとその時は車体全体に雪が張り付いていて、凄い形相だったのかもしれません。
ブルトレ塗装のロクゴを見ながら、かつて冬の早朝の上野駅に続々と到着する、雪国からの使者の形相を思い浮かべてしまいました。
かつて栄光の晴れ舞台を踏んできたPFが、地味に縁の下の仕業を黙々とこなしている姿にエールを送りたいと思いました。
(2014/2/8)