線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

’78讃岐・阿波・京の旅-4-

【徳島・小松島

 屋島から高徳線に乗り徳島に向かうこととしていた。その前にDE10牽引の高松行き客レを撮る算段を立てていたのだが、宿の朝食が遅くなってしまって撮り逃がしてしまったのが残念。

 

  気を取り直して高松からの急行301Dに乗り込む。入線を見ていると中ほどにキロハ28が見えた。グリーン帯も車体中央で途切れている。

 これだ!これに乗ろうとテンションが上がる。勿論乗り込んだのはハ席ではあるが、側面の窓配置はロのままであるものの、客室内には四人掛けボックス席というアンバランスがなんとも奇妙というか楽しかった。

 

 徳島に着き愛称板を掲げたDC急行などをスナップする。

312D 急行「阿波6号」徳島発高松行

1409D 急行「よしの川5号」徳島発高知行

キユニ17 2

638D 急行「よしの川4号」からの継承

 小松島に行ってみた。急行「よしの川」崩れの快速で小松島港に行く。フェリーに接続する列車のみが小松島港に発着するようだった。貴重な小松島港の入場券を求めようとしたら単なる「小松島」だった。臨時駅の扱いなので同一駅とみなされるのだろうか。

 確かに小松島駅ホームとは目と鼻の先であり、乗り換えの便に供するためのホームであることは判る。

 夜の列車で徳島を発ち高松から宇野に渡ることとしているので、徳島駅で時間を潰す。

427レ 小松島港阿波池田

 朝、屋島で撮りそこなった客レをここ徳島で撮ろうと試みたが、ホーム一杯に停まってしまい対向ホームからは勿論、当該ホームでも引きが取れずに悔しい思いをした。

 高松へと向かうために乗り込んだ普通DCは朝に乗った、あのキロハ組み込みの急行の編成だった。そこで迷わずロ席に座った。徳島から高松まで2時間のグリーン車の旅は快適だった。乗客は自分の他にお一人だけだった。

(1978/2/23)