この日のもうひとつの目的地の南松本に着きました。駐機場のEF64重連はまだパンが上がっていませんが、乗務員氏が本務機と次位機の貫通扉を開けて相互に行き交い仕業点検を始めたところでした。
やがてパンが上がりブロアが唸り出し、暫くして誘導掛がやって来ると本線へと向かいます。
発車1時間くらい前、オイルタンカーの前に据え付けられ発車を待つのみとなりました。ふと見ると、遠くの山の斜面を夕日が真っ赤に染め上げています。
日が沈み始めると出発信号機の明かりが側面に反射してきました。
夕焼け雲が一面に広がり始めました。都会では見られない鮮やかな赤色でしたが、写真に表現する腕がありません。(笑)
あっと言う間に暗くなりました。通過する列車の前照灯にロクヨン重連が浮かび上がります。それにしても「しなの」の4灯は強烈ですね。
発車まであと20分ほどありますが、きょう一日の満足感に浸りながら帰宅することとしました。
(2020/11/6)