10月17日、とうとうこの日が来てしまいました。長野工場へ直行し決して戻ることの無い旅の日です。
豊田から松本までお名残り乗車としての団体列車の役を与えられたのが、晴れがましくもありますが、その行程には悲しいものがあります。
悲しい旅路故に、線路端で見送るべきか否か迷いもありましたが、最後の晴れ舞台を見送ってあげるのが餞と思い繰り出しました。
薄日が差し込む線路端でスタンバイ、風格ある隧道ポータルから飛び出してきた201には「さよなら」の文字が。
10両編成のオレンジ色が轟音とともに通り過ぎ、これで最後の見納めとなるお面には「ありがとう」の文字が。
当たり前のように線路端で聞いていた201のモーター音ともこれでお別れです・・・・。