線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

大麻生駅

 秩父鉄道の熊谷から羽生間はこれまで乗ったことがなく、また熊谷から寄居間は確か過去に1~2回乗っただけというほぼ未知の区間。そんな区間に木造駅舎があると知り大麻生駅に降りてみた。

 こじんまりとした佇まい。北向きのため日中は逆光のようだ。

 大分かすれているのが残念だが、青地に白文字の駅名標が嬉しい。先だって伯備線の駅で見かけたものが埼玉にもあったことに感動。

 待合室には持ち込み禁止品の注意書きがあった。「三辺の和・・・」とは、子どもの頃の算数の授業以来のようなフレーズだ。

 改札を出ると直ぐ構内踏切があり、その向こうに雰囲気の良さそうなホームがある。

 秩父線と言えばこれ。「緑十字の電車が来ます・・・」の看板。

 駅南側には桜並木の土手が広がり解放感たっぷり。品の良い木造上屋の島ホームが居心地が良かった。

(2023/10/22)