先月オープンした小田急ロマンスカーミュージアムですが、博物館と言うよりもテーマパークといった雰囲気で、学術的な能書きは控え目です。
そんな中、歴代ロマンスカーの先頭車が並ぶ様はなかなかの迫力で、どこぞの車両基地での撮影会と言った感さえあり、人が途切れるのを待って「テツ」な方々は一斉にシャッターを切っていました。
さて、入館してまず出迎えてくれるのが「モハ1」です。
浮ついた気分で入館した自分をきりっと引き締めてくれそうな古豪です。
立ち入りは出来ませんが、ドアから車内を覗くことが出来ます。日よけの鎧戸や白熱灯が良い雰囲気を醸し出しています。
このモハ1ですが、久々の対面でした。そう、新百合丘駅で行われた里帰り復元展示会(1983/3/19)以来です。
当時はまだNSEも現役でした。過去と現在のような撮り合わせですが、それが今では過去と過去、同じ建物の中で仲良く鎮座していることに時の流れを感じます。
(1979/3/2)
この復元のために里帰りした種車は熊本電鉄の301号ですが、偶然にもスナップしていました。
(特記以外は 2021/4/23撮影)