線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

愛称板付き急行(3)

 房総西線「うち房」と房総東線「そと房」です。

(〇〇西線、〇〇東線、いいですねこの響き。爺さんはうっとりです。)

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(1972/2/24 両国)

 アクアラインの開通ですっかり地盤沈下した感のある千葉の鉄道ですが、それまでは「さざなみ」や「わかしお」がバンバン走っていました。その彼らの前身が「うち房」であり、「そと房」です。

 当時の時刻表を見ると、新宿や両国からそれぞれ7〜8本の列車が運行されていました。

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(1972/7/14 秋葉原

 建設中のビルがチラホラ見える秋葉原、この頃はまだ純然たる電気街で、のちにパソコンやゲーム、そしてアニメへと大変貌を遂げて行きました。

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(1972/7/14 秋葉原

 2両目にちょっと異なる形式が見えます。キロ25格下げ改造のキハ26400かなと思ったのですが、時刻表を確認すると鴨川方2両目はG車となっています。ハテこの車両は? (列番等記録しておらず、定期か季節かの判別もつきません。反省・・・) 【追記】

 調べてみましたら、翌7/15に夏ダイヤ改正となるに合わせて大規模ダイヤ改正となっていました。

 つまり、東京地下駅の開業と、外房線の電化完成、「わかしお」「さざなみ」の運行開始、循環急行「みさき」「なぎさ」の運行開始です。

 これに伴い、房総西線を内房線、房総東線を外房線に改称。急行「うち房」「そと房」の廃止。

 結局、ダイヤ改正前日の撮影をしていたのですね、すっかり記憶が飛んでいます。(笑)