線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

河津桜の木の下で

 日曜日、河津桜の様子が気になって、天候が芳しくないのを承知の上で伊豆急に乗って河津へ行ってきました。

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 現地に着いてみると、やはり1〜2分咲き程度。中には全く花を持っていない木もあります。うろうろ歩いて探し回り、やっとのことで鉄橋近くで比較的花が咲く木を見つけることができました。

 さて、周囲を見渡すと、木々の管理番号を記したと思われる札が枝からぶら下がっています。

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 これを見て、思わず反応してしまいました。

 「浜」の区名札を下げ、荷レの先頭に立つFのゴハチ・・・。晩年はHゴム化されてしまい、写欲をそがれてしまったけれど、急行「桜島」・「高千穂」や特急「いなば」・「紀伊」を牽引する姿が凛々しかった。虎の子の「60番」、つらら切を装備した「52番」等々。

 河津桜の木の下で、目当ての列車を待つ間、走馬灯のようにあの日、あの頃のシーンが思い出されました。(あの時代を共有したフリークなオジサンならお分かりいただけるかなぁ。)

(2015/2/22)