線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

冠着

 駅でのスナップばかりでは能がないので、隣の冠着に行ってみました。この駅に降りたのは初めてですが、名前は昔から知っています。

 篠ノ井線には姨捨冠着、麻績(のちに聖高原に改称)という難読駅が連続するので、時刻表からその読みを勉強したものでした。 

f:id:senrobata:20220315140506j:plain

 相対式ホームの中ほどに待合室があり、そこに掲げられた駅名標に目が止まりました。

f:id:senrobata:20220315140532j:plain

 木製看板ですが雄々しい筆文字は貫録十分です。いつの時代のものなのかわかりませんが、大昔、D51が山越えに喘いでいた時代を彷彿とさせます。

 篠ノ井線のD51と言えば、集煙装置を付けた重装備でありながら、ランボードの白線をフロントデッキまで延長し連結器脇でV字に落とし込むなど、おしゃれなカマでもあったと当時の趣味誌の写真で記憶しています。