線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

鉄分無しの観光旅行

 旅の2日目は午前中に小樽を観光し、午後は函館までのバス移動となりました。

 途中函館本線の線路とほぼ平行して国道を進んで行くのですが、街の看板や信号機の看板で町の名前が分かります。塩谷、蘭島、余市、小沢、倶知安ニセコ蘭越、目名、黒松内、蕨岱、二股、長万部・・・。新緑眩しい車窓ですが、地名駅名には敏感に反応して、頭の中は趣味誌の写真で見たシロクニ重連のシーンばかりが脳裏をよぎります。

 自分はシロクニ重連には間に合いませんでしたが、DD51牽引となった客車時代の急行ニセコには札幌から函館まで1度乗ったことがあります。当時の時刻表を見ると、小樽発10時55分で函館着16時10分。今回の旅は小樽を12時に出て函館には17時半に到着しましたが、途中休憩や観光の時間があったので乗車時間は4時間半程度ですから、急行ニセコより若干早い評定速度になるかも知れません。

 一般道を制限速度順守で走ってこの所要時間ですから、今の道路事情が良いのか、当時の急行列車が遅いのか、そんな思いを巡らせながらの道中でした。