大昔、C12重連を撮りに行って以来の、36年ぶりに足尾へ行ってきました。この間、足尾線は「わたらせ渓谷鉄道」に名を変え、C12は勿論、貨物のスジすらなくなりました、それは銅山の閉山と、精錬所の創業停止が理由です。
足尾から間藤、そして本山にかけて、昔は黒い屋根の職員住宅が折り重なっていましたが、今では職員住宅そのものが減り、残った住宅も青い屋根に変わっていました。
そして何より変わったのは山です。あの頃、不気味はほどのハゲ山ばかりでしたが、その後の植林活動の成果で緑が増えています。
植林にはご苦労が多いとのことを新聞記事等で読んだことがありますが、足尾の山が新緑に萌える様子は感慨深いものがありました。
そんな感慨に浸りながら、トロッコ列車に乗って帰って来ました。