あのニコンが事実上のフィルムカメラ撤退を宣言したそうですね。ショックです。
私はニコンユーザーではありませんが、時代の流れとしてあまりに寂しいものがあります。
なぜだ、どうしてだ、まだまだデジはフィルムを越えていなだろう、色々言ってみても新聞記事によれば、カメラの出荷台数が2000年度と2005年度では、フィルムカメラとデジが完全逆転しているとのことです。メーカーとしては、市場がそんな状況では仕方ないのでしょう。
でも、心配なんです。
フィルムカメラなら、ネガにしろポジにしろ「モノ」が残ります。でも、デジでは形のない「データ」です。そのデータの読み出しが未来永劫継続されるのでしょうか。
レコード盤、カセットテープ、ビデオテープ、8ミリビデオ、CD、DAT、DVDと記録媒体が進化するにつれ、再生が困難になっています。
デジで撮ったデータはこの先ずっと再生できるのでしょうか。記録した媒体は使用できるのでしょうか。
確かに、便利で、手軽なデジですが、将来に渡っての「保存」を考えるとちょっと心配です。