いささか旧聞になりますが、新年早々に「御茶ノ水橋で都電の敷石とレール発見」と話題になりました。
戦時中に廃止となった路線の線路を剥ぐことなく、アスファルトで埋めて急場を凌いだ結果故に、今回の発掘・発見となったとのこと。
そう言えば、横浜市電の生麦〜鶴見間が戦災で不通になった際、アスファルトで一晩で埋められてしまったという話を父親から聞いた覚えもあります。
(2020/1/30)
いわゆる路面電車の敷石というと、大ぶりの石を並べただけの印象ですが、煉瓦状の細かな石を綺麗に並べていたようです。時代的には都電の前身の東京市電時代との事、丁寧な仕事が窺えますね。
(1975/3/9)
御茶ノ水橋と言えば、聖橋と並んでの中央線電車の撮影場所。足下にそんな遺構があるなんて思いもよらない中、カメラを向けていました。