線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

時が止まったままの銚電

 きょう、銚子電鉄に行ってきました。25年ぶりくらいです。電車が世代交代し、新しいカラーリングに違和感を感じて、足が遠のいていたのですが、そんな些細なことはもう気になりませんでした。  電車は懐かしいツリ掛けモーターだし、電車の床はツンと鼻をつく油にまみれた木の床。駅の時刻表と運賃表は手書きだし、出札口では硬券が出てくるし。もう、オジサン世代が当たり前と感じる、あの頃の情景がそのまま現役として残っています。  今ではキップと言えば自動券売機で買うものですし、そのキップすら買わずに自動改札をタッチ&GOで通り抜けてしまいます。そんな時代にあって、出札口で行き先を伝えると駅員氏が「ハイ○○円」。小銭を出すと、出された切符は硬券。この一連の流れに、きょうは妙に感動してしまいました。銚子電鉄には時代が忘れたものが残っています・・・。

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  写真は、いずれも外川駅の様子。感動ものです。