旧新橋停車場で開催されているこの写真展に行ってきました。はっきり言って「打ちのめされた」感があります。
昭和26年から39年の時代の写真ですが、実に生き生きとしています。当時としては高感度フィルムも無いでしょうし、TTL測光も無いと思います、そんな中できっちりとそして絶妙のカットを撮られているところから、まさに一球入魂の気合と思いました。
しかし、写真にはそんな気負いは見られず、淡々と、心優しく時代を切り取っているように感じました。
あの時代にタイムスリップしたとして、はて自分はこのようなカメラアイを持てるだろうかと自問自答してみましたが、答えは、どうやら「否」のようです。
http://www.ejrcf.or.jp/shinbashi/index.asp
展示写真の中に国鉄鶴見駅の改札口がありました。自分の記憶の中にかすかに残る駅ビル化される前の様子であり、お陰様で自分の記憶を確かめることが出来ました。