線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

釜石線のキハ

 釜石線普通列車にはキハ100が、快速列車にはキハ110が使われているようです。共に同じ塗装で判別し難いですが、並んでいる姿を見るとキハ100の車長が16mと短いことが判ります。

 単行の666D花巻行きが遠野駅に進入です。後ろに見える古レールを使用した跨線橋は緩い孤を描いていて優美ですね。

 その666Dを追ってカメラを振り向けると、遠野駅構内には既に快速「はまゆり3号」3623D釜石行きが入線していました。快速の先頭車はキハ110のファーストナンバー。

 この時、1番線に普通花巻行き、2番線に快速釜石行き、そして画面には写っていませんが3番線にSL銀河が停車しています。遠野駅の2面3線が同時に埋まるという佳境のひと時です。

 釜石線の車窓で異彩を放つのが陸中大橋駅構内のコレ。かつてここは鉄鉱石の積出しで賑わっていたとか、当時の積出し用のホッパーが遺構となっています。

 上りSL銀河とこの快速3621Dの交換待ちでのスナップですが、トンネルの上にはSL銀河の発車を撮ろうとするカメラマンの姿が見えますね。

(2022/9/3,/4)