線路端のブログⅡ

高架化されても、高いフェンスに遮られても、やっぱり線路端が好き・・・。

日出谷

 磐越西線に繰り出すのは久しぶり、今回赴いた撮影場所もかつて訪れた時のことを思い出して懐かしさに浸ってしまいました。

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(2015/5/3)

 定番中の定番、日出谷のカーブです。午前中の晴天も午後になると雲が広がってしまったのでギラリは断念して来てみました。

 定刻になっても汽笛が聞こえて来ません。周囲の方々のひそひそ話に依ると30分遅れとか。そういう情報がリアルに届くことに時代の進化を感じます。ばんえつ物語号の運行開始前、14系座席車で仕立てられた試運転列車が津川で立ち往生してしまって、ここまで到達しなかったあの日の待ちぼうけをふと思い出していました。

 刻々と露出が落ちる中、ISO感度を徐々に上げて待つこと暫し、心なしか元気のない走りでC61が通過して行きました。

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(2015/5/5)

 翌々日、懐かしさついでに日出谷の発車に立ちあいました。この日は午後になっても雲が出ておらず、夕方の馬下劇場はさぞや喝采を浴びるであろう思ったのですが、多くのギャラリーが一点集中となることに気後れしてしまいました。

 ここに立ったのは運行開始の年のGW以来。当時小学生の息子を連れて来たことを思い出しました。