岡山駅構内をうろうろしていると、昭和の面影が目に止まりました。
橋上化され東西自由通路が出来ているのですが、地下通路も健在です。ひんやりとした空気が漂い、ふと見ればタイル貼りの壁面、そして見上げれば古レールを使ったホーム上屋。昔の幹線の大駅でよく見た情景です。
古レールの骨組みで出来たホーム上屋。弧を描くカーブが優雅ですね。
古レールだけでなく、木組みの上屋もありました。よく見れば化粧細工(?)された梁もあります。
岡山駅は若い頃、何度か乗り降りしていますが、ホームの情景など全く記憶がありません。おそらくそんな意識も余裕もなかったのでしょう、古いアルバムをめくると、下関方ホーム先端での夜行列車のスナップがありました。
「あかつき5号・彗星3号」EF5817(広) あらためて見返すと、写真の片隅に優美なホーム上屋が見てとれますね。
(1975/2/20)